じつは日本海側は世界屈指の豪雪地帯!?大雪を降らせる原因とは?
-
地球上で起きていること、どれだけ知っている?
この地球で当たり前に感じていることでも、うまく説明できないことがありますよね。例えば、「青い空が夕暮れに赤く染まるのはなぜ?」「台風が日本列島めがけてやってくる理由は?」
そんな地球に生きる私たちが知っておくべき「理系雑学」をご紹介します。太陽系を含む地球の歴史をはじめ、地球上で成立した大自然や気候、動植物、資源など、地球をめぐる大疑問にスッキリ回答!あらためて考えると、私たちはこの地球にまつわるさまざまなことを、じつはほとんど知らないのかもしれないかもしれません。
※本記事は雑学総研著の書籍『人類なら知っておきたい 地球の雑学』から一部抜粋・編集しました。
実は日本海側は世界屈指の豪雪地帯!いったいなぜ?
本州の日本海側は、平野部としては世界でもっとも低緯度にある積雪地帯であると同時に、世界有数の豪雪地帯でもある。こうした大量の雪を降らせているのは、シベリアや中国大陸から北西の風に乗って流れ込んでくる、シベリア気団と呼ばれる非常に冷たく乾燥した寒気である。なぜ、低温で乾燥した空気のかたまりが日本海側に大雪を降らせるのか。それには、日本海の存在が大きな役割を果たしている。