「腸活」のために、ヨーグルトを食べている人は多いことでしょう。みなさんはどんなヨーグルトを選んでいますか? 今回は、腸活のスペシャリストの内藤先生に、効果を高めるための選び方や食べる時間、食べ合わせなどをお聞きしました。
教えてくれたのは…
▷内藤裕二先生
京都府立医科大学大学院教授(生体免疫栄養学)。専門は、腸内細菌学や消化器病学。講演会などを通して、健康長寿になれる腸の知識を広めている。『健康の土台をつくる 腸内細菌の科学』(日経BP)など著書多数。
やっぱり気になる! ヨーグルト編
腸活食材の代表。自分に合うヨーグルトの選び方や効果的な食べ方をチェック!
■おなかを下しやすい人はヨーグルトを加熱して食べるのがいい▶▶▶ウソ
グツグツ煮るのはNG。人肌程度はOK
ヨーグルトを高温で加熱すると、乳酸菌やビフィズス菌が死滅。たんぱく質も変性します。ただし、人肌程度であれば問題ありません。冷たいヨーグルトが苦手な人は、冷蔵庫から出してしばらく置くか、電子レンジの温度設定を40℃程度に抑えて温めるのがおすすめです。