保守的な母・美咲と、温和で誠実な父・誠。そしてパパが大好きな娘・ひまり。
「平凡だけど自分たちは良い家族」を心の拠り所にしていた美咲ですが、ある日突然誠が失踪したことで、保ってきた平凡な日常が大きく崩れ去ってしまいます。
事件?事故?まさか浮気…?周囲にはバレたくない大騒動に慌てふためく美咲。しかしその1週間後、誠はふらっと帰宅してきたのです。
幼かったひまりには「父の失踪」という大事件もおぼろげな記憶。しかしひまりが中学生になったある日、その真相を知ることになるのです…。やまもとりえさんのミステリコミックエッセイ『わたしは家族がわからない』をお送りします。
※本記事はやまもとりえ著の書籍『わたしは家族がわからない』から一部抜粋・編集しました。