原稿を書いたのは人間じゃない!? タイプライターを駆使した脅威の作者とは/猫語の教科書(3)
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ある日届いた謎の原稿は、猫が書いた猫のための「人間のしつけ方」の教科書だった!?
文字や記号がまぜこぜで、まるで暗号のような原稿を手にしたのは作家のポール・ギャリコ。彼が解読を試みると、猫の手によって書かれた猫のための「人間支配の教科書」だったことを知ります。
いかにして居心地のいい家に入りこむか。思いどおりの環境、食事を手に入れる方法。人間の本質をついた巧妙な手口。人間を虜にし快適に過ごすための乗っ取りテクとは? 人間の弱さや醜さも冷静に分析する猫の鋭い眼差しと聡明さを知れば、人間は猫にひれ伏すしかありません…!?
約20万部の大ベストセラーをコミカライズ! 猫たちが理想の環境を手に入れるべく人間相手に大奮闘する『猫語の教科書』をお送りします。
※本記事は沙嶋カタナ(著)、ポール・ギャリコ (原著)の書籍『猫語の教科書』から一部抜粋・編集しました。
※作中では一部、現在では不適切とされている表現もありますが、原作を尊重し、オリジナルのまま採用しました。
著=沙嶋 カタナ、原著=ポール・ギャリコ/『猫語の教科書』
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