
社会人になったばかりのチリには長年付き合っている彼氏がいて、同僚からは「彼氏がいるなんて羨ましい」と言われる毎日。しかし実際のところ、その彼氏はモラハラ気質の男性でした。
デートは常に彼の都合に合わせるのが当たり前で、会話はいつも上から目線。都合のいい時だけ優しくされ、悩みを相談しても、まるで自分が悪いかのように諭されるばかり。それでも、付き合い始めた頃の優しい彼の姿や、「彼を失ったら一人になってしまうかも…」という自己肯定感の低さから、なかなか別れられず…。
「本当は優しい人なのに、彼が怒ってばかりなのは私がダメだから。こんな私でも一緒にいてくれるなんて、私は幸せ者——」そう自分に言い聞かせてきたチリ。そんな彼女に本当の幸せは訪れるのでしょうか?
※本記事はチリツモル著の書籍『モラハラ彼氏と別れたい 悪いのは私なの?』から一部抜粋・編集しました。