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20代で乳がんが発覚! コロナ禍の入院・手術で一番辛かったことは? 『アラサー会社員の乳がんの備忘録』著者インタビュー

  • コミックエッセイ『アラサー会社員の乳がんの備忘録』には、会社員だった著者の小野マトペさんが直面したがんの疑いから、手術やその後の放射線治療に至るまでが詳細につづられています。


    発覚当時の小野さんは20代半ばで独身。がんの治療費や保険のこと、この先の結婚や出産など、さまざまな不安にさいなまれることに。


    そんな彼女が、治療を通して学んだ大切なこととは何だったのでしょうか? また、コロナ禍の入院生活についてもお話を伺いました。


    「私どうなるの?」不安がいっぱいの乳がん治療


    小野さんが胸にしこりがあることを発見したのは26歳のとき。


    『アラサー会社員の乳がんの備忘録』より (C)小野マトペ、神保健二郎/KADOKAWA


    心配になった小野さんは近所の乳腺外科で検診を受けることにしました。検査の結果は、胸の内部にある組織が出てきただけで、問題ないとの診断でした。


    しかし、やはり心配だった小野さんは、セカンドオピニオンを受けることに。女性のみが入れる検診クリニックで、マンモグラフィーやエコー検査などを受けます。

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