突然ガン宣告されたら…あなたはどうする? 実話をもとに描いた闘病コミックエッセイ『鼻腔ガンになった話』著者インタビュー
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ちょっと調子が悪いと感じた時、「仕事は休めないし…」「すぐに治るでしょ!」と、病院を受診せず自然に治るまでやり過ごした経験、ありませんか?
夫と2人の子どもと暮らす主婦のやよいかめさんも、その一人でした。風邪をひいてから鼻の不調が続いていたものの、病院を受診したのは数ヶ月後。精密検査を経て、ガン宣告を受けることに…。
やよいかめさんが描く、鼻腔(びくう)ガンになった時の実体験をもとに描いたコミックエッセイがSNSで大きな話題を呼び、『鼻腔ガンになった話』『続・鼻腔ガンになった話』として書籍化。本作について、著者のやよいかめさんにお話をお聞きしました。
ただの風邪だと思っていたら…まさかのガン宣告!
「自分を大切にすることが大事な人を大切にすることにつながります」と語るのは、本作の著者・やよいかめさん。夫と子ども2人の4人家族で、子育てに引越しにと、慌ただしくも幸せな日々を過ごしていました。
ある時、家族全員で風邪を引き、他の家族が完治した後も鼻づまりがいつまで経っても治りません。症状が軽かったこともあり市販の薬でやり過ごしていましたが、だんだん鼻水やたんに血が混じるようになり、薬も効かなくなってしまいます。