父の葬儀から何も手につかない。わたしを日常に戻してくれた意外なきっかけ
-
親元を離れて結婚し、子どもが生まれて必死で過ごしてきた4年――。 「頼るのが下手なわたしにも、実はまわりのたくさんの人がちょっとずつ手を貸してくれていて、そんないつかの、だれかのやさしさに日々励まされています」と話すのは、漫画家のるしこさんです。鉄道好きのジュニアくんは4歳になり、るしこさんは今日もいろんな人からやさしさをもらいながら子育てに奮闘中です。
「いつかもらったやさしさを誰かに返したい」とるしこさんが描く世界は、SNS上でもたくさんの人を癒し、反響を呼んでいます。るしこさんとジュニアくんを取り巻く日々のエピソードをお届けします。
※本記事はるしこ著の書籍『いつかのやさしさに、今日も救われてます るしこの子育て日記3』から一部抜粋・編集しました。
父の突然の訃報を受け、葬儀まで慌ただしく過ごしたるしこさん。ゆっくり悲しむ時間もなく、まだ心の処理が追い付かない様子です。
きっかけ
遺された人への絵を描くことで、心の整理がついたるしこさん。方法は人それぞれですが、大切な人を失ったとき、そのことに向き合う時間の大切さを感じさせるエピソードです。
著=るしこ/『いつかのやさしさに、今日も救われてます るしこの子育て日記3』
- 記事一覧に戻る