レタスクラブ - ワラウ

切ない子ども時代に囚われて。大人になってから自分のために作る「お弁当」

  • 体が重くて朝起きられない。寝つきも悪く、ぐっすり眠れずに早朝目が覚めてしまう。


    「社会の規格から外れてしまったよう」と落ち込む女性が、自分を取り戻していったきっかけとは…。


    会社員生活でメンタルの調子を崩してしまい、退職したうめやまちはるさん。結婚後に専業主婦となり、家事に向き合うようになりますが、不安定な心と体を抱え、なかなか思うように立ち回れません。「他の人は普通にできるのに」「当たり前のことができない」と、ますます自分に自信を失ってしまううめやまさんでしたが、毎日の「ごはん」を作るなかで、徐々に自分の内面とも向き合うようになります。


    世間の言う「普通」って?うめやまさんが疲れた心をゆっくりとときほぐしていくエピソードをお送りします。


    ※本記事はうめやまちはる著の書籍『心曇る日はご自愛ごはんを』から一部抜粋・編集しました。


    自分で作るお弁当


    最近毎日お弁当を作っています (C)うめやまちはる/KADOKAWA


    朝自分で作ったのにふたを開ける瞬間はワクワクします (C)うめやまちはる/KADOKAWA


    お弁当を持ってきてない子は指導員の人がほか弁を買ってきてくれるんだけど (C)うめやまちはる/KADOKAWA


    ハンバーグ弁当おいしかったなぁ (C)うめやまちはる/KADOKAWA


    スクールランチの評判が悪くて! (C)うめやまちはる/KADOKAWA


    高校では購買で買うように (C)うめやまちはる/KADOKAWA


    3年間ほぼ毎日その唐揚げ弁当食べてた (C)うめやまちはる/KADOKAWA


    うちは共働きだったし (C)うめやまちはる/KADOKAWA


    ほんとはちょっとだけ羨ましかった (C)うめやまちはる/KADOKAWA


    でも言えなくて...いや (C)うめやまちはる/KADOKAWA


    ため息をつく母を困らせたくなくて我慢したんだった (C)うめやまちはる/KADOKAWA


    あの頃の悲しさを埋めるために (C)うめやまちはる/KADOKAWA


    過去は変えられないのにずっと囚われてるみたい (C)うめやまちはる/KADOKAWA


    自分の好きなおかずいっぱい詰めたお弁当がおいしいのなんて当たり前かぁ (C)うめやまちはる/KADOKAWA


    私は最近毎日自分のためにお弁当を作る (C)うめやまちはる/KADOKAWA


    著=うめやまちはる/『心曇る日はご自愛ごはんを』

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