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【鰹節をねこに預ける】「お預けですか?」自分の大切なものを預ける猫

  • ゆるさを体現したような次世代のことわざ学習コミック!


    「情けは人のためならず」は情けが甘やかしになると言われるようになったり、「二の舞を演じる」は演じずに踏むようになったり…。昔から使われていることわざや慣用句が、時代と共に変わっていって本来のものとは違う意味になっても、ほとんどの人が気にも留めないことが多いですよね。


    言葉の意味は変化していくもの。であればことわざや慣用句に、現代を生きるねこの価値観を加えて新たな解釈をしても良いはず!と、「ねこ」のかわいさで「ことわざ」の意味を再解釈するのは『ねこむかしばなし』でおなじみのぱんだにあさんです。


    ぱんだにあさんが展開するゆる~い世界、ぜひお楽しみください!


    ※本記事はぱんだにあ著の書籍『ねことわざ』から一部抜粋・編集しました。


    鰹節をねこに預ける


    ねこのそばに大好物の鰹節を置いておくと、いつ食べられるかヒヤヒヤしてしまいます。そこから転じて「鰹節をねこに預ける」は、わざわざ敵に利益を与えて損失を招くことのたとえとして用いられます。人間が思っている以上に鰹節はねこにとって大切なもの。銀行強盗の眼の前にむき出しのお金を山のように積んで、盗むなという方が難しいですよ。

    鰹節をねこに預ける (C)ぱんだにあ/KADOKAWA


    著=ぱんだにあ/『ねことわざ』

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