大晦日ではもう遅い!しめ飾りを出すタイミングはいつ?【年末から年始のマナー】
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各家庭の玄関に飾られた色とりどりのしめ飾りを見ると、お正月だなあという気分になりますよね。ただし、しめ飾りなどのお正月飾りを飾る時期には、しきたりがあります。散らかった玄関やリビングに飾るのも、じつはNG。そこで、「現代礼法研究所」主宰の岩下宣子先生に、お正月飾りを飾るタイミングや飾る際の注意点について教えてもらいました。
清浄な場を表すしめ飾りは大掃除後の12月26~28日に
本来は、12月13日から、計画的にお正月の準備を始めるのが理想です。
「古くから12月13日は『正月事始め』と言って、お正月の準備を始める日とされて来ました。一連のお正月行事には、“年神様を手厚くもてなす”という意味があります。その意味を理解して、新年の幸せと健康を運んでくださる年神様をお迎えしましょう」(岩下先生)
ただ、現代はどこの家庭でもクリスマスを祝うので、25日を過ぎてからお正月の準備を始めるのが一般的です。
お正月飾りには、「しめ飾り(しめ縄)」や「門松」「鏡餅」などがあります。