チートデイを活用し、 甘いものを食べても体重5kg減。 脂肪肝からも抜け出せた方法とは?
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年齢を重ねるごとに気になってくるのが生活習慣病。今回注目したいのは「脂肪肝」です。
脂肪肝とは、余分な糖質や脂質が中性脂肪に変わり、肝臓に蓄積されている状態のこと。けれど、生活の改善によって状態を良くすることができるものだと知られています。
今回は、脂肪肝と診断されたのちに食事を見直すことで、状況を改善できた人の体験談をご紹介します!
※本記事は尾形 哲著の書籍『専門医が教える 1分で肝臓から脂肪が落ちる食べ方決定版』から一部抜粋・編集しました。
甘いもののちょこちょこ食いで「脂肪肝」に
43歳でややぽっちゃり体型のNさんは、「脂肪肝」と診断されました。お酒もたまには飲みますが、どちらかというとちょこちょこ食べる甘いもので肝臓に脂肪が増えてしまったよう。
主治医の尾形哲医師からは、「代謝機能障害関連脂肪性肝疾患(MASLD)」というなじみのない病名を伝えられました。これまでは「非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)」と呼ばれていたそうですが、飲酒量にかかわらず代謝異常の病態であるため、2024年8月から日本での呼び名が正式に変わったものです。