レタスクラブ - ワラウ

喫煙にバイク窃盗未遂。中学で荒れに荒れた弟を、肝の据わった母が叱り倒す/16歳で帰らなくなった弟(5)

  • 死ぬほど後悔していることがある。


    出かけようとしている2人に、あの時どうして声をかけなかったのか——。


    高校3年の夏、1つ下の弟がバイクの事故で亡くなった。職人気質の父、肝の据わった母、思春期をこじらせた姉、ヤンチャだけれど誰からも好かれた弟。ケンカは絶えないながらも、ありふれた4人家族の日常を突然襲った悲劇。変わっていく周囲の人々やあらぬ噂に苦しみ、遺された家族の歯車も狂い出して…。


    今ある日常は当たり前ではない、ということに気付かされる家族の崩壊と再生の物語。辛い体験を生々しく描いたエピソードに胸が締め付けられます。


    ※本記事はきむらかずよ著の書籍『16歳で帰らなくなった弟』から一部抜粋・編集しました。


    「荒れていく弟」


    挨拶は欠かさないけれど (C)きむらかずよ/KADOKAWA


    うまく地域の人と関わっていた (C)きむらかずよ/KADOKAWA


    先生とも合わず (C)きむらかずよ/KADOKAWA


    ん?あれ (C)きむらかずよ/KADOKAWA


    うちの子のことやったんか! (C)きむらかずよ/KADOKAWA


    バイクの窃盗は犯罪なんや (C)きむらかずよ/KADOKAWA


    たまり場になっていた (C)きむらかずよ/KADOKAWA


    エンジンの音うるさいから (C)きむらかずよ/KADOKAWA


    著=きむらかずよ/『16歳で帰らなくなった弟』

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