レタスクラブ - ワラウ

加害者の青年は「僕が全部悪いんです」と話したけれど。弟の事故の真相は?/16歳で帰らなくなった弟(11)

  • 死ぬほど後悔していることがある。


    出かけようとしている2人に、あの時どうして声をかけなかったのか——。


    高校3年の夏、1つ下の弟がバイクの事故で亡くなった。職人気質の父、肝の据わった母、思春期をこじらせた姉、ヤンチャだけれど誰からも好かれた弟。ケンカは絶えないながらも、ありふれた4人家族の日常を突然襲った悲劇。変わっていく周囲の人々やあらぬ噂に苦しみ、遺された家族の歯車も狂い出して…。


    今ある日常は当たり前ではない、ということに気付かされる家族の崩壊と再生の物語。辛い体験を生々しく描いたエピソードに胸が締め付けられます。


    ※本記事はきむらかずよ著の書籍『16歳で帰らなくなった弟』から一部抜粋・編集しました。


    事故の詳細


    大きな交差点で直進する弟と (C)きむらかずよ/KADOKAWA


    アクセル全開だったバイク (C)きむらかずよ/KADOKAWA


    直進してくるバイクに気がつかなかった (C)きむらかずよ/KADOKAWA


    集まる人… (C)きむらかずよ/KADOKAWA


    弟は交差点を青信号で直進していたのか (C)きむらかずよ/KADOKAWA


    何も知らなかった (C)きむらかずよ/KADOKAWA


    著=きむらかずよ/『16歳で帰らなくなった弟』

  • 記事一覧に戻る