ご自宅へうかがうときには時間ぴったりがいい? 相手への思いやりをあらわす方法
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「また会いたい気持ちを伝えるために、お迎えよりもお見送りを丁寧に」。「お呼ばれのときは『5分遅れ』でうかがい、相手に心のゆとりをプレゼントする」…など、マナーといわれる行為の背景にあるのは相手への思いやりです。
マナーに添った振る舞いをすれば、おのずと相手も心地よくなり、あなたの印象がさらに良くなるかも。
77歳の今も現役で活躍する大人気のマナー講師・岩下宣子さんが本当に必要だと感じるマナーを通して、人生を軽やかに生きるヒントを教えてくれます。
※本記事は岩下宣子著の書籍『77歳の現役講師によるマナーの教科書 本当の幸せを手に入れるたったひとつのヒント』から一部抜粋・編集しました。
ご自宅にうかがうときには5分遅れで
外で誰かに会うときや、仕事の待ち合わせのときなどは「5分前集合」といわれますね。でも、個人のお宅を訪問するときはちょっと違います。
訪問先のお宅では、きっと一生懸命準備をしているはず。掃除をしたり、お料理やお茶やお菓子の準備をしたり、最後にもう一度トイレットペーパーを確認したり。よーし、5分前に準備完了!と思ったら……しまった、お化粧忘れてた! そんなこともあるかもしれません(私にはよくあります)。