77歳現役マナー講師に聞く!「また会いましょう」の思いを言葉と態度であらわす方法
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「また会いたい気持ちを伝えるために、お迎えよりもお見送りを丁寧に」。「お呼ばれのときは『5分遅れ』でうかがい、相手に心のゆとりをプレゼントする」…など、マナーといわれる行為の背景にあるのは相手への思いやりです。
マナーに添った振る舞いをすれば、おのずと相手も心地よくなり、あなたの印象がさらに良くなるかも。
77歳の今も現役で活躍する大人気のマナー講師・岩下宣子さんが本当に必要だと感じるマナーを通して、人生を軽やかに生きるヒントを教えてくれます。
※本記事は岩下宣子著の書籍『77歳の現役講師によるマナーの教科書 本当の幸せを手に入れるたったひとつのヒント』から一部抜粋・編集しました。
お出迎え3歩、お見送り7歩。別れ際に余韻を
「お出迎え3歩、お見送り7歩」。これはビジネスマナーでよく使われる言葉です。
お店にお客さまがいらっしゃるのはうれしいことなので、ウェルカムの大歓迎。ところが買い物がすんでお客さまからお金を受けとると、気が抜けて見送りがいいかげんになることがある。だからお見送りが大切なんだよ、お迎えの何倍も丁寧にしなさい。そういうメッセージなのです。