同じ努力をしてきたはずなのに…末っ子ぶたとの明らかな差に落ち込む長男/オオカミのさがしもの(5)
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自分の役割って一体何? 人生って何か成し遂げなくちゃいけないの?
森の中で自由に暮らしていたオオカミは、遊び仲間のキツネが忙しく働く姿を見てこのままでいいのか不安を覚えはじめます。しかし「何かをしなくちゃ」とは思うものの、何をしていいのかわからない…そんなオオカミに泉の女神が提案したのは、いろいろなおとぎ話に参加して自分の「オオカミ役」を探してみること。
『3匹の子ぶた』『赤ずきん』…思っていたおとぎ話と異なるストーリーを進めるなかで、オオカミが見つけていく前向きな「気付き」は、わたしたちの生き方にヒントを与えてくれます。
※本記事は透明いんげん著の書籍『オオカミのさがしもの 脇役でも悪者でもない僕の物語』から一部抜粋・編集しました。
「末っ子」
著=透明いんげん/『オオカミのさがしもの 脇役でも悪者でもない僕の物語』
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