離婚をきっかけに「見守り屋」の仕事を始めたアラサーの祥子。忙しい家族に代わって高齢の親を見守ったり、シングルマザーの話し相手になるなど、様々な事情を抱えたお客さんに夜から朝まで寄り添い、見守るのが仕事です。
そんな祥子の唯一の贅沢が、夜勤明けの晩酌ならぬ「ランチ酒」。離れて暮らす娘のこと、将来のことなど悩みは尽きないけれど、人々との出会いと最高のランチ酒が、明日へ向かう血肉となってくれます。
原田ひ香さんの絶品一人酒小説を、グルメ漫画の名手・高田サンコさんが描くコミカライズ第二弾! 『ランチ酒2』をお送りします。
※本記事は高田サンコ、原田ひ香著の書籍『ランチ酒2』から一部抜粋・編集しました。