レタスクラブ

私たちは対等じゃない (C)ツルリンゴスター/KADOKAWA


夫と息子と暮らす35歳の早瀬つむぎ。「家事育児をすべてこなす母親像」を夫に強いられ、SOSを出しても「誰が働いた金で生活ができている」「お前の効率が悪い」と、恫喝まがいの言葉で萎縮させられていました。


先の見えない閉塞感で悩んでいたつむぎに、謎の少年・焔(ほむら)が語りかけます。「僕は人の心に灯る火の力を吸って生きている」「君の心にずっとある『思い』が何かに邪魔されて押し込まれている。悩みがあるなら聞かせてよ」


対等な夫婦であるために、夫と戦うことを決めたつむぎ。夫は変わってくれるのでしょうか?「普通」や「常識」に囚われ、自分の気持ちに蓋をして苦しむ人へのエールが詰まった『君の心に火がついて』をお送りします。


※本記事はツルリンゴスター著の書籍『君の心に火がついて』から一部抜粋・編集しました。


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