近年、環境問題やエネルギー危機が叫ばれる中、使用済み食用油のリサイクルが注目されています。バイオディーゼル燃料や石鹸、飼料などへの再利用が広く知られていますが、実は今年から空港に供給が開始される持続可能な航空燃料「SAF(サフ)」の原料としても期待されているんです!
そこで東京都では、使用済み食用油を家庭などから回収するキャンペーンを2025年5月2日から開始しています。区市町村や都庁舎に回収所を設置し、協力を呼び掛けるほか、職員食堂などで発生する廃食用油の回収も行っています。回収された油は、大阪府堺市にある国内初の大規模製造所にてSAFへと精製され、東京国際空港(羽田空港)をはじめとする国内の空港へ運ばれ、航空機の燃料として活用されるのだとか!