ハンバーグ、カレー、牛丼、酢豚…和食から洋食、中華まで、あらゆる料理の隠れた主役といえば玉ねぎ。玉ねぎの持つうま味成分「グルタミン酸」が、どんな料理でも美味しくしてくれる、まるで名シェフのような働きをしてくれます。
そんな身近な野菜・玉ねぎですが、意外と知らないことが多いのではないでしょうか。
年中スーパーの店頭に並んでいるので、玉ねぎの旬は一体いつなのか?また、「玉ねぎって種から育てるの?」「冷凍できるの?」など…。毎日のように食べているのに、実はわからないことばかりです。
そこで北海道産の農畜産物を全国へ届けている「ホクレン」の「玉ねぎ馬鈴しょ課」野田有希さんに、北海道産玉ねぎについてお聞きしました。野田さんはホクレンに所属して約15年、北海道産の玉ねぎ・じゃがいもの生産状況を熟知した、玉ねぎのプロとも言える方です。
ホクレンの正式名称は「ホクレン農業協同組合連合会」。北海道内の農業協同組合による組織です。北海道産の農畜産物を集荷から流通、販売にいたるまで、そしてその生産者のサポートなど、農畜産業に関する様々な事業を行っています。
また、北海道北広島市にある野菜の直売所やレストランを運営する「ホクレン 食と農のふれあいファーム くるるの杜」では、親子で収穫体験できるイベントなどを開催し、食育にも取り組んでいます。