転勤族の妻であり、2児の母として、家事や子育てに日々奮闘していたやよい かめさん。ある日風邪をひいた後から鼻の不調が続いていたものの、引っ越しの忙しさに追われ、病院を受診したのは数ヶ月後のことでした。そして精密検査を受けた結果、まさかの「ガン」と診断されてしまいます。
「親って、子どもはすぐ病院に連れて行くのに、自分の病気はいつも後回しにしがちです。そのせいで治療が手遅れになるケースを入院中いくつも見ました。子どもだけでなく自分も大切にすることは、家族を大切にすることにもつながります」とやよい かめさんは語ります。
突然のガン宣告に戸惑いながらも、その現実を受け止め、前向きに対応することを決意したやよいさん。一家で力を合わせて挑んだ闘病の記録をお届けします。