
新年の食卓で目にする「お屠蘇(とそ)」。「ただの日本酒」だと思っていたり、「御神酒(おみき)」と混同していたりする人も少なくありません。じつはこのお屠蘇、一年の無病息災と長寿を祈って正月に飲む特別なお酒なのです。「現代礼法研究所」主宰の岩下宣子先生に、その意味や正しい作法について聞いてきました。
薬草の力で健康長寿につながり、食べ過ぎにも◎
地域によっては日本酒をお屠蘇代わりに用いる場合もありますが、本来のお屠蘇は薬草酒。
体を温め血行を促す「陳皮(チンピ)」や、発汗・解熱・整腸作用のある「桂皮(ケイヒ)」など、5〜10種類の生薬をブレンドした「屠蘇散(とそさん)」を漬け込んで作ります。
この「屠蘇散」、スーパーや酒店でも手軽に購入できます。
お屠蘇の作り方は簡単です。