
新年の参拝先は、氏神様のいる近所の神社に向かうのが定番です。でも最近は、「運気がより高まる」として、年ごとの吉方にある神社仏閣を訪れる「恵方参り」を取り入れる人も増えてきました。そこで、恵方参りをよりよい形で行うためのポイントを、「現代礼法研究所」主宰の岩下宣子先生にきいてみましょう。
2026年の恵方「南南東」の神社仏閣へGO
恵方参りは初詣の一種で、その年の福徳をつかさどる神様「歳徳神(としとくじん)」がいらっしゃる方角=恵方にお参りする行事です。
自宅を基準に、恵方に位置する神社や寺院を選んで参拝します。
恵方は毎年変動しますが、その決め手となるのは十干(じっかん)です。
十干は十二支と組み合わせて暦や方角、時刻などを表すもので、中国から伝わりました。
2026年は「丙(ひのえ)」の年にあたるため、恵方は「南南東」です。