
日本でもすっかりおなじみで人気の高い韓国料理のひとつ、プルコギ。甘辛い味付けはご飯との相性も抜群で、スタミナ満点なメニューとして親しまれています。
しかし、「焼肉」と言われることもあれば「煮込み」のようにも見えたりと見た目も様々。その実態を詳しく知らない方もいるかもしれません。おいしいプルコギを味わうために、その定義や歴史、そしてご家庭で楽しめるレシピを徹底解説します!
プルコギの意味や特徴などの基本知識
プルコギってどういう意味?
プルコギは、韓国を代表する肉料理の一つです。 韓国語で「プル(불)」は火を、「コギ(고기)」は肉を意味し、直訳すると「火で炙って食べる肉」という意味になります。
古代には直火で焼いた肉料理を指していましたが、現在のプルコギは、薄切りの牛肉を甘辛いタレ(ヤンニョム)に漬け込んで下味を付けた後に、野菜や春雨とともに焼くか煮るスタイルが主流です。

プルコギの歴史
プルコギの起源は、朝鮮時代の宮廷料理である「ノビアニ」にあるとされています。ノビアニは、味付けした薄切り肉を網で焼き上げて盛り付ける高級料理でした。
これが時代と共に変化し、食卓で調理しながら食べる現在のプルコギスタイルへと発展しました。
私たちが知る現代のプルコギの原型は、朝鮮戦争後の混乱期に生まれました。家を失った庶民が屋外でコンロを囲み、醤油ベースで味付けした肉を鉄板で焼いて食べたことが始まりと言われています。まさに苦難の時代が生んだ、庶民の知恵の結晶と言えるでしょう。