
ふたりから3人へ。
家での暮らしのカタチが、少しずつ変わっていく…。
35歳で独身、現在は彼氏がいない美和。美和は「結婚して妻となり、出産して母となる」と漠然と考えていましたが、とある日に医師から子どもを産めない体であることを告げられました。
彼女は「女としての存在価値がない」という思いに囚われていたところ、男性の体を持つ女性・茜と出会い、考えを改めていくことに。
そんなふたりが生活を共にして半年、美和の従姉妹である詩織が亡くなったとの連絡が入り、彼女の娘である杏と共に暮らすことを決めます。
「なんで私、こんな体なんだろう――。私は戦う、幸せになるために」
ふたりの女性と親を亡くした少女のエピソードをお送りします。
※本記事はISAKA著の書籍『Untitled Flowers ~卵を産まないわたしたち~ 2』から一部抜粋・編集しました。