季節の変わり目や新学期に、「うちの子、また風邪をひいちゃった…」とハラハラすること、ありますよね。子どもが風邪をひいたとき、体では大切な学習が行われています。
今回は、子どもたちの体内で、日々繰り広げられている驚きの防衛システムをご紹介します。
※本記事は室生暁著の書籍『人体の不思議がわかる! すごすぎる体のつくり図鑑』から一部抜粋・編集しました。
解剖学者が解説! 胸腺は子どもを守る「免疫の学校」
胸腺は、胸の真ん中、心臓の少し前にあるやわらかい臓器です。「免疫の学校」のような場所で、体を守るTリンパ球という細胞に、自分の体を間違って攻撃しないことや、ばい菌やウイルスだけを狙うことを教えます。厳しい選別に合格した細胞だけが血液の流れにのって全身へ送り出されます。